この物件はご成約いたしました。お問い合わせありがとうございました。
越前市清水頭町。
住宅地図2ページ分に納まってしまうくらい小さな町ですが、南側には校庭の1本桜で有名な味真野町。
清水頭町の中だけでも、神社やお寺が多く在り、歴史の深そうな町。
調べてみると、町内には複数の湧き水が在って“若宮清水”と呼ばれるお清水には、住人の洗濯場が設けられているよう。
清らかな水が流れる処は、土地も空気もきれいです。
そんな清水のラビリンス、調査に行ってきました。

ご紹介するのは、地積228.00㎡（68.97坪）建物112.23㎡（33.94坪）
築29年の木造瓦葺き2階建ての家です。
冒頭に、清水のラビリンスと書きましたが、町の中の道も細くくねくねとした道が繋がり、まさにラビリンス。
家の前の道も約2m。ちょっとびっくりな細さで不便さは否めませんが、その分みんな安全運転。本当に静かです。

家は木材がふんだんに使われた和風モダンな内装で、第一印象は“小さな旅館”
6DKの間取りで部屋数は十分ですが、小間切れに仕切られた部屋を大きくつなげて家族が集う広いスペースに作り替えるのも良さそうです。
もちろん今の状態も、丁寧に暮らされてきた家なので、今のままでも十分使って頂けます。

印象的だったのは、家の前に大きくとられた駐車場と庭。
家主が居なくなって、手付かずの状態なので広く駐車場として使うには整地も必要ですが、今の状態も何とも魅力的なのです。
樹々が茂り、花実をつけ日陰を作り、虫や鳥が集まる豊かな庭。
実はこの庭の存在に気付いたのは、家の窓から見たときでした。
庭に面した3帖しかない小さな洋室。壁全体に庭に向けた大きな出窓が設置され、部屋に入ると明るい光と豊かな緑が目に飛び込んできます。
この部屋は庭の緑を楽しむ特等席。
必要なだけの駐車場を確保したら、なるべく多くこの緑が緑が残ると良いな、とうすぼんやり思いました。

歴史深い、清らかな水と空気のラビリンスに建つ家。
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