こちらの物件は成約いたしました。お問い合わせ頂きありがとうございました。

この家が建っているのは丹生郡越前町大樟（おこのぎ）。海岸沿いに建ち並ぶ家々独特のどっしりとした躯体にどこか昔ながらの情緒を感じる総檜造りの家のご紹介です。
使われてる素材や建物の風格に相当なこだわりを持って建てられたこの家の総建築費は、今どきの建売住宅とは比べ物になりません。
海風にさらされてきた雨戸ほか金属部分にはさすがに経年相当の錆が見受けられますが、建物自体は管理が行き届いていてそのまま住めるくらいきれいなお家です。

越前海岸沿いの住宅地独特の、細い路地を挟み込むようにしてぎっしりと立ち並ぶ家々にはもちろん駐車場なんてありません。住民の方々が共同で使う無料駐車場や月極駐車場（3,750円／月）が徒歩１、２分くらいのところにありますので、皆さんそこに車を止めて路地を歩いて家に入ります。路地に入ると軒先で越前がれい（赤がれい）を干していたり、仕出し屋さんが軽トラックにお刺身やお弁当を詰めていたり、漁師町独特の海風漂うノスタルジックな生活の風景が今も続いています。そんな景色も物件の魅力の一つです。

もう一つ魅力をあげるとしたら、家の裏はもう港。シーズンを外れたアジ釣りなのかメバル・カサゴを狙っていたのか分かりませんが、ちょうど撮影をした日も港には釣り客が一人、サビキ道具を持ってぽつねんと海に釣り糸を垂らしていました。海好きな人にとってはとても贅沢な環境です。

　
この路地の景色も物件の魅力の一つ。　　窓からは越前海岸に沈む夕日が。

この家が建てられたのは平成元年。建てられてから３０年近く経っていますがここまで管理が行き届いた家もなかなかお目に掛かれません。今どきの家と同じようにLDKにしたり壁紙を貼ってリフォームしたいという方もいらしゃっるかもしれませんが、贅沢を言わなければこのまま住むことも十分可能です。

間取りは少し変わっていて、6DKに加えて地下貯蔵室と屋根裏収納部屋が付いています。
１階には和室が２部屋と海の見える縁側。２階には和室が４部屋。どの部屋も木材（檜）が贅沢に使われています。

海好きの方、海の近くに住みたい方、別荘をお探しの方にもお勧めできます。

窓から海に沈む夕日が眺められる贅沢な家です、皆様のお問い合わせお待ちしております。

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