こちらの物件は成約いたしました。お問い合わせありがとうございました。

全国にある和紙産地の中でも1500年という長い歴史と最高の品質と技術を誇る越前和紙。薄く丈夫で水にも強い越前和紙は、印刷にも適し「黒すかし」などの偽造防止にも優れていたため、1661年に日本で最初の藩札（領内だけで通用する紙幣）が福井藩で発行されるなど、日本紙幣の歴史とともに歩んできました。
この藩札用紙を漉いたのが「五箇地区」岩本町、不老町、新在家町、定友町、そしてこの家が建っている大滝町です。
今でも和紙職人を目指して県内外から若者が集まる大滝町は昔ながらの建物が残り、町全体に趣がありながらスーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストア等生活に必要なお店も近隣に点在していますので生活していくのにそれほど不便さは感じません。（ユース今立店まで2.0Km、岡本小学学校まで1.4Km、今立中央病院まで2.0Kｍ）

この家が建てられたのは大正時代（詳細不明）、何度もリフォームが繰り返され丁寧に使われてきた家なので、元々日本家屋が持っている空間のパノラマ的な広がりや、素材の風合い、そして現代的な生活にマッチングされたリフォームと相まって、まさにいいとこどりの家。
とはいえ、お風呂はタイル張りの浴室でユニットバスではありませんし、洗面台も今どきの高機能の洗面台ではありません。現代の建売住宅に比べると熱効率も悪いかもしれません。それでも庭まで含めた奥行きある立体感や続きの和室の存在感は比べようも無くステキです。

縁側から見る庭には色とりどりの草木が咲いています。樹齢１００年越えの赤松は力強く伸びていますし、手を掛けられて育ってきた草花はそれぞれがそれぞれの役割をもって人の目を楽しませてくれます。季節が巡る度に牡丹や百日紅が見事に花を咲かせてくれます。こういう日本家屋のすごいところは窓から見える景色まで家の一部として空間を設計されているところ。新しく住まわれる方にはこの景色を楽しんでもらえたらと思います。

間取りは9DK＋納戸。収納力もばっちりで、今では珍しい応接間付き！電動シャッターガレージもついた豪華日本家屋です。皆様のお問い合わせお待ちしております！

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