全国にある和紙産地の中でも1500年という長い歴史と最高の品質と技術を誇る越前和紙。薄く丈夫で水にも強い越前和紙は、印刷にも適し「黒すかし」などの偽造防止にも優れていたため、1661年に日本で最初の藩札（領内だけで通用する紙幣）が福井藩で発行されるなど、日本紙幣の歴史とともに歩んできました。
この藩札用紙を漉いたのが「五箇地区」大滝町、岩本町、不老町、新在家町、そして、この物件のある定友町になります。

岡本小学校からほど近く、春の祭礼「神と紙の祭」では、年に一度の御巡幸で、五箇地区内で神輿の争奪戦が繰広げられる神社の内のひとつ「岡本神社」近くに、この物件は建っています。

紙との結びつきが強い土地柄だけに、こちらの建物も紙屋さんの倉庫として使われておりました。1階面積は113.10㎡、2階は106.31㎡で合計219.41㎡（66.37坪）の縦長の倉庫となっております。建てられたのは昭和40年。建てられてから49年経っている為、手直しの必要な個所ももちろんありますが、未だに現役で倉庫としての役目を果たしており、この雰囲気を活かして、根気強く治せる方にはたいへんおすすめの物件です。
最近、特にリフォーム・リノベーション等のご相談を多くお受けしております。古い物件をどう活かすのか、コストの面ではどうなのか、いろいろ不安な面もあると思いますので、気になることがございましたらご気軽にご相談ください。

土地の面積は644.64㎡（195坪）と広く、駐車スペースもたくさん取れるようにはなっておりますが、倉庫付部分の328.06㎡（99.28坪）と駐車場部分の316.58㎡（95.76坪）を分けて販売することも相談可能とのことですので、こちらに関してもご相談ください。

歴史ある旧今立町五箇地区、雰囲気の良い倉庫です。お問い合わせお待ちしております！

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