こちらの物件は成約いたしました。お問合せありがとうございました。

福井市の北西部にある川西地区。この地域は小高い丘やひろびろとした田畑に囲まれ、のどかな田園風景が広がっています。福井の市内からもそれほど遠くもなく、程よい田舎暮らしが出来る環境の中、どっしりとこの家は建っていました。

屋根の瓦もおそらく特注品で、外観をパッと見ただけでも、ずいぶんお金をかけて作られた家なのが分かります。家の顔ともいえる敷地の入り口には、門冠りの松（もんかぶりのまつ）。江戸後期から明治時代に非常に流行った松の仕立て方で、今なお人気のある植栽手法の一つです。

立派な家だなあ、と思いながら玄関を入らせていただくと、座敷の豪華さがひときわ目を引きました。客を迎え入れる空間として座敷を中心に間取りがとられていることが多い日本家屋。この家も、お客様がやってきて、玄関から中を眺めた時に見える景色がこの家の中で一番美しいように感じます。

そして楽しみなのは縁側。東南向きで日当りも良く、夏には庭を見ながら線香花火をしたりスイカを冷やしたり、冬の晴れた日には座敷にコタツを置いて、庭を眺めながら蜜柑を食べるという贅沢な想像が膨らむ、ステキな縁側でした。

昔ながらの豪華な和風の家ですが、生活空間に関しては和と洋の混合で不便さを感じません。部屋数も、座敷も含めて7部屋+ダイニングキッチンと十分な部屋数ですし、給湯器は電気給湯器で経済的といった現代的な部分も持ち合わせております。

およそ120坪の広々とした敷地で、ちょっと贅沢な暮らしに浸れる家。こういった貸家が出てくることは稀かと思いますので、一度中を見てみたいという方、気になる方のお問い合わせ、お待ちしております。

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