この物件はご成約いたしました。お問い合わせありがとうございました。
目の前を流れる小川の堤防には桜の花が咲き誇り、家の中にも花弁が迷い込んでくる。
ここは、澄んだ空気と清らかな水で古くから越前和紙の産地として知られる旧今立町。
定時になると村の放送が流れるのんびりとしたこの地に、家主すらももう築年数が分からないという古民家がありました。
もとは茅葺き屋根だったというその家は、今は屋根下ろしがされていて外観は瓦のひかれた古い民家ですが、中に入ると茅葺きの屋根を支えていた名残がそこかしこに見えます。
ケヤキの柱と松の梁で組まれた軸組構法、壁は荒壁のまま。
この土地の雰囲気とも相まって時間が止まったような気すらしてきます。
しかし、時間は確かに流れているもので、過ぎ去った年月分の衰えも避けられません。かなり手を入れないと生活するのは困難な家です。台所、トイレ、浴室などの水回りはもちろん、壁の穴、畳…
でも、家主のおばあちゃんが磨き上げていただろう、柱、梁、縁はピカピカのべっぴんさんでした。
それから、2階には比較的きれいな状態で広めの部屋と納戸もありました。
今では、逆に珍しい足の伸ばせない小さな湯船から思う昔の人の質素で堅実な暮らし。
だけど、窓の向こうの裏山も我が家の続き。
そんな贅沢を楽しみながら、畑をおこし家を直しながら住み継いでいける方いませんか?
現在、土地は借地権の為、賃料がかかってきます。
出られる時は、解体して地主様に返却するという約束になっています。
※土地ごと購入してしまうことや自由に改修できる賃貸物件としてなど、いろいろな相談が可能ですのでお問い合わせください。
家の中に燕が巣を作ることを許してしまうほど、人にも自然にも警戒心の無い日常。
そんな感じに憧れさえ抱いてしまう、古民家のご紹介でした。
お問い合わせお待ちしております。
古い物件を再生してかわいくローコストに直して住むことにご興味がある方はこちらもご覧下さい(リノベーション情報サイト ほころび不動産)
販売価格 | _______円 | 建物権利 | 所有権 |
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所在 | 越前市寺地町 | 構造 | 木造亜鉛メッキ鋼板・瓦葺き2階建 |
土地面積 | 651.70㎡(197.13坪)※借地 | 築年 | 明治不詳 |
地目 | 宅地 | 校区 | 服間小学校、 南越中学校 |
土地権利 | 借地権 | 駐車場 | 2台 |
建物面積 | 234.85㎡(71.04坪) | 備考 | 畑付き、古民家 |
建物種類 | 居宅 | 取引の様態 | 仲介 |