この物件はご成約いたしました。お問い合わせありがとうございました。
丹生郡越前町江波。
かつては宮崎村と呼ばれ作家さんたちも多く暮らす物づくりの町です。
江波地区は越前焼でしられる越前陶芸村にも程近く、どこか神秘的な雰囲気もある土地です。
美しいものを作り出す作家さんたちが選ぶ土地なのも頷けて、空気も水も美しくなにより里山に囲まれたランドスケープがまるで風景画のような場所。

土地517.35㎡（156.49坪）建物180.25㎡（54.52坪）平成12年4月築　木造瓦葺き2階建て
母屋とは別に作業場としても使えそうな車庫があります。29.76㎡（9.0坪）木造瓦葺き平屋建て

今回、ご紹介する家はグリーンタウンミヤザキという比較的新しい団地の中にあります。
団地の中はとてもきれいに管理されています。
電線は地下に埋められていて電信柱は無く、ひろい道路には中央分離帯に樹々や花が植えられています。
団地の所々に東屋があって、元気なお年寄りたちの集合場所。
お散歩しがいのある団地です。

こんな広く開放的な場所には、ゆたったりとした一人時間も良いけれど、子どもの笑い声と賑やかな大家族が似合いそう。
そんな想いを詰め込める家です。
この家は完全二世帯住宅。玄関も、もちろんインターフォンも、それからキッチン、浴室、洗面脱衣所、室内洗濯機置き場、洗濯干し場、全部2個づつ。エコキュート、電気温水器も1個づつ。トイレなんて3箇所も設置されています。
ゆるやかに繋がる感じが心地よく、安心感もあり。それでも家族といえどお互いのプライバシーは守ってくれる家です。

間取りは占めて5SLDK＋DK
部屋数も多いうえに、廊下や階段も広く造られています。それは、家に入ってすぐは迷子になるくらい。
それもそのはず、この家は2世帯住宅。家が2軒合体しているのですから。
住んだつもりで、1軒目の家の暮らし、2軒目の家の暮らしを想像しながら内覧すると、この家の使い易さが分かります。
欲しいところに、洗面所や収納、勝手口があって、生活動線は申し分なし。
家のちょうど真ん中に広いリビングがあって、ここで2軒分の家族が顔を合わせるんだろうな、と暮らしの様子まで伺えました。

家は地元の武田製材所が建てた質実剛健な木の家です。
この土地の気候や風土、木材のことを知り尽くした職人たちによって建てられました。
ふんだんに使われた無垢材からは、どこか人肌のぬくもりが感じられます。
床下換気でいつも空気が循環され、特に夏は涼しく気持ちの良い家だと教えていただきました。
木の呼吸と共に暮らす家です。

敷地内には、2台分の車庫と庭。車庫には、むき出しになった太い梁が見えます。
車庫として使うだけでは勿体ないと思えてしまうくらい立派な建物。
お父さんの趣味の作業場として使ったり、ロフト部分を子供の秘密基地にしてみたり、そんな楽しみのおまけ付きです。

風景画のような美しい場所で、家族それぞれ２つのヒストリーを刻む木の家。
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